世界唯一のPFAS除去方法を開発 加圧浮上分離装置
Current Status
PFASの情勢
人体に悪影響を及ぼし、発がん性の可能性や
乳児・胎児の発育低下が懸念されている
PFASは「永遠の化学物質」として知られる一群の化学物質です。
これらの物質は人体に悪影響を及ぼし、発がん性の可能性や乳児・胎児の発育低下が懸念されています。
水道水や地下水を通じて日常的に摂取される可能性があることから、早急な対策が求められています。
日本では、国の暫定基準値として50ng/Lが設定されていますが、すでに250カ所以上の河川や地下水でこの基準を超える濃度のPFASが検出されています。一方、米国では4ng/Lという厳格な値が設定されており、今後は国際的にもPFAS規制の強化傾向が続くと予想されます。
このような状況を踏まえ、より効果的なPFAS除去技術の導入が不可欠となっています。
What’s about
加圧浮上分離装置とは
高濃度PFASを効果的に分離・除去する装置です
加圧浮上分離装置は、超微細なマイクロバブルを生成し、高濃度PFASを効果的に分離・除去する装置です。マイクロバブルの浮上作用を利用することで、PFASを効率的に回収し、従来の処理技術では対応が難しかった大量かつ高濃度の汚染水処理を可能にします。
PFASの除去方法には活性炭吸着や膜処理などさまざまな技術がありますが、加圧浮上分離を活用したPFAS除去技術は、弊社が世界で初めて実用化しました。この技術は、運用コストを抑えながら、大量の高濃度PFASを効率的に分離できる点が特長です。
※音が出ますのでご注意ください
Comparison
活性炭 vs 加圧浮上分離装置
活性炭よりも
処理量と運用コストで優れています
PFAS処理には「大量」かつ「長期」という2つの重要な特徴があります。
地下水や河川を対象とするため処理量が膨大になり、さらに化学工場や産業廃棄物処理場などの発生源の対策には長期間の対応が求められます。
この「大量」と「長期」を踏まえ、理想的なPFAS処理には大規模処理が可能で、ランニングコストが低いことが不可欠です。従来は主に活性炭装置が使用されてきましたが、加圧浮上分離装置は「処理量の多さ」と「運用コストの低さ」に優れ、PFAS処理に最適な技術と考えています。
横にスクロール
基準値以下を実現可能
大量の連続処理が可能
装置費用が一定発生
活性炭装置の30%未満で使用可能
50%未満のサイズで運用可能
基準値以下を実現可能
活性炭量と接触時間に依存
装置費用が一定発生
閉塞しやすいため活性炭の高頻度の交換が必要
PFAS汚染水を
処理するには広い敷地が必要
※1 同じ処理量で換算
Feature
当社加圧浮上分離装置の特長
大量のPFASを除去
国の暫定基準値の数百倍を超える濃度のPFASを加圧浮上分離装置を用いて分離・除去(実績:平均除去率90%超)
マイクロバブルの生成
一般的な加圧浮上分離装置の1/100のサイズの気泡を製造することで有害な化学物質の除去が可能
幅広い有害物質に対応可能
一般的な加圧浮上分離では困難だった有害物質にも対応。油・塗料から特殊な化学物質まで、幅広く分離・除去可能
Flow
PFAS除去フロー
PFAS補足用反応槽で汚染水と薬剤を混ぜて分離用加圧浮上槽に移送
加圧水タンクと加圧水ポンプで加圧と減圧を繰り返して作り出した非常に小さな泡を分離用加圧浮上槽に移送
分離用加圧浮上槽で汚染水に含まれるPFASが泡に付着して水面に浮き上がる
浮きあがったPFASを浮上フロスで回収することで汚染水からPFASと水を分離
回収したPFASを亜臨界水処理装置で無害化
Achievement
亜臨界水処理の工程
実証実験
加圧浮上分離装置によるPFAS汚染除去
静岡市さまとPFAS汚染除去の実証実験を行なっております。
そして、加圧浮上分離装置をはじめとした亜臨界水総合システムによるPFAS汚染除去技術の研究および社会実装化に向けた連携、静岡市を拠点とした事業展開による静岡市のSDGs環境先進市の実現、亜臨界水総合システムによる世界中の環境問題の解決を推進することを目的とし連携協定を締結しました。
※A Holdings = 当社親会社
Spec
スペック(サイズ・処理量など)
PFASの処理量や施設のスペースに応じて、
カスタマイズ製造も可能です
横にスクロール
小型
中型
大型
※1 装置の大きさや処理量など複数指標で区分
FAQ
よくある質問
除去が確認できているPFAS種類/原水濃度/除去効率を教えてください
主にPFOS、PFOAの除去実績がございます。
原水濃度は12,000ng/L〜1,000ng/L、除去効率はPFOS・PFOAともに95%以上達成している状況です。
PFAS使用工場の排水への適用可否を教えてください
適用可能です。
夾雑物が多い場合/原水濃度が高い場合/温度が高い場合/pHが大きく変動する場合のいずれに対しても最適なソリューションをご提供いたします。
導入から運用開始までどれくらいの期間がかかりますか?
ご契約からシステム稼働まで、通常7〜9ヶ月程度を要します。これには設計、製造、設置、試運転、調整、運用トレーニングの期間が含まれます。既存施設への導入や処理対象物の特性によって期間は前後しますが、プロジェクトマネージャーがスケジュール管理を徹底し、予定通りの稼働開始をサポートします。
亜臨界水総合システムとは何ですか?
亜臨界水総合システムとは亜臨界水処理装置/加圧浮上分離装置/各種発酵装置を中心としたソリューションシステムです。当システムを活用することでCO2ゼロの産業廃棄物処理のみならず、PFASをはじめとした有害化学物質の無害化を実現します。
導入を検討の担当者様
下記の資料ダウンロードもしくはお問い合わせよりご連絡ください。
担当者よりご説明など詳細にお伝えさせていただきます。